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アイルランドの飛行場で、乗客に温まってもらいたいという優しさから生まれたカクテル、アイリッシュコーヒー

身も心も凍てつく夜には、誕生のエピソードもほっこりする、アイルランド生まれのカクテル、アイリッシュコーヒーはいかが?

 
アイリッシュコーヒー

アイリッシュコーヒーは、1940年代、アイルランドのシャノン飛行場のパブで考案されたと言われています。
当時の飛行機は、構造上、機内の暖房はあまり効いていませんでした。また、航続距離が短かったため、頻繁に燃料補給をする必要がありました。乗客は安全のため、給油の度に、機外で待たなければなりませんでした。

厳しい寒さの冬、給油待ちのため、飛行機を降りて待合室で待たなければならない乗客のために、身体を温めるカクテルを提供したのが、アイリッシュコーヒーの始まりとか。

 
レシピ(※作り方の簡単な説明です)

温めたグラスに熱いコーヒーを注ぎ、砂糖を入れます。
アイリッシュウイスキーを加えて軽くステア。
生クリームを浮かべて出来上がり。

お好みでシナモン・スティックでかき混ぜて、シナモンの香りを楽しんでくださいね。

 
ところで、アイリッシュコーヒーには、必ずアイリッシュウイスキーを使うのがお約束です。
ベースとなるお酒が変わると、名称が変わるんですよ!

スコッチウイスキーを使ったら、「ゲーリックコーヒー」
コニャックを使ったら、「カフェロワイヤル」
カルヴァドスを使ったら、「ノルマンディコーヒー」などなど。

 
こちらは、アイルランドで最も古いと言われる、ブッシュミルズです。
ラベルにかかれている「1608」とは、ブッシュミルズ蒸留所の創業の年なのだとか。

 

素敵なひと時をお過ごしくださいね!
ムスビックは、ならいごとだけでなく、人と人との結びつきや楽しいひと時も応援します

 
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