「今日は何曜日?」「週の始まりは何曜日?」曜日の概念はとっても不思議!

曜日って、いつ頃、どこで、どのように生まれたかご存知ですか?
ふだん気にせず使っている「曜日」の起源、ちょっと掘り下げてみることにしました。

 
曜日の誕生

週や曜日の概念は、古代バビロニアで誕生し、さまざまな経路で世界中に広がっていったと考えられています。
「地球が宇宙の中心にあり、太陽や星々は全て地球の周りを回っている」と考えられていた、天動説の時代のことです。

古代バビロニアの地図(By MapMaster (Own work)[CC BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0-3.0-2.5-2.0-1.0)], via Wikimedia Commons)

 
太陽と月、火星、水星、木星、金星、土星という惑星たちは、他の星々とは違う動きをしていて、しかもあまり瞬きません。そのため、古代の人々はこの7つの星を神格化して、信仰の対象としていました。

古代の人々は、この7つの星の地球からの距離を、近い順に、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、と考えました。動きが速く見える星ほど地球に近い、と考えたためです。

古代バビロニアには、すでに1日=24時間という概念がありました。

古代バビロニアの人たちは、7つの星が、遠い順に、1時間交替で地上を守ると考え、さらに、1日の1時間目の星が、その日の守護星と考えました。これが曜日の起源です。

7つの星を遠い順に並べ替えると、土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月 となります。
1日の24時間に、1時間目を土星、2時間目を木星、3時間目を火星・・・と遠い順においていくと、25番目、つまり次の日の1時間目がちょうど太陽になります。

よくわからない~!という方は、表を作って試してみてくださいね。

 
☆こんな感じです☆

1日目 木火日金水月・・(中略)・・水月土木火
2日目 金水月土木火・・(中略)・・木火日金水
3日目 土木火日金水・・(中略)・・金水月土木
4日目 日金水月土木・・(中略)・・土木火日金
5日目 月土木火日金・・(中略)・・日金水月土
6日目 火日金水月土・・(中略)・・月土木火日
7日目 水月土木火日・・(中略)・・火日金水月

 
日本では・・・

日本に初めて曜日の概念が持ち込まれたのは、平安初期のこと。唐で学んだ僧たちが持ち帰りました。
平安時代には、曜日は占いのように使われていたそうです。
関白藤原道長の日記「御堂関白記」には、曜日が記載されているんですって!

 

御堂関白記の一部(出展:Wikimedia Commons)

 
でも江戸時代になると、日付の計算に曜日は煩わしいため、「不要」とされ、曜日は使われなくなってしまいました。
日本で曜日を基準とした生活が行われるようになったのは、明治5年に、グレゴリオ暦のカレンダーが導入されてからのことです。

 

週のスタートは何曜日?

この問題、唯一の正解というものはありません。
地域や宗教によって、実にさまざまな考え方があります。

 

 
週の始まりに関する考え方をいくつかご紹介しますと・・・

・曜日の起源では、地球から最も遠い土星が起点でした。古代では土曜日が週の始まりだったんですね。

・イスラム圏では、金曜日が公休日となっていて、カレンダーも土曜日からスタートしているところもあります。

・日付や時刻の表記に関する国際規格ISO8601 では、月曜日を週の始まりとして、月曜日を1、日曜日を7で表しています。

・日本の労働基準法では、「週は日曜日から土曜日まで」と定めています。

・カレンダーは、アメリカでは日曜スタート、ヨーロッパでは月曜スタートのものが多いようです。日本はアメリカの影響で日曜スタートが多いのでしょうね。

ただ、カレンダーは、便宜上、見慣れているものを使い続ける傾向があるようで、カレンダーの表記と週の始まりの概念は、必ずしも一致しないようですよ!

 

出展:Wikimedia Commons

 
天王星、海王星、冥王星が発見されたのは、週の概念が生まれたよりも、ずーーーっと後の話です。
今では天動説は誤りとされていますが、曜日の概念は今も残っているんですね。

習い事に良い曜日ってあるのかしら?
今夜は、曜日の話題を酒の肴に、軽く飲みますか?

 

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