ラナイ島  様々な伝説や大自然が高級リゾートと同居する不思議な島

スイートハート・ロックことプウ・ペヘ(Photo by Forest & Kim Starr)

“ʻO Lānaʻi a Kaululāʻau, hiehie iā Lānaʻihale”
「ラナイ、カウルラアウの領地、ラナイハレの峰が際立つ島」

マウイ島から、わずか14Kmの距離にあるラナイ島は、世界的な超高級リゾートホテルやゴルフ場がある一方で、壮大な自然や豊かな文化史跡が、静かに眠る島でもあります。

 

赤い部分がラナイ島(出展:Wikimedia Commons)

 
ラナイ島の最高峰は、島の東部、ラナイシティの東にそびえるラナイハレ山、標高1026mの火山です。ハワイ諸島の他の島と異なり、ラナイ島は、このラナイハレという単一の火山で形成された島で、島の中央部が高く、そこから海に向かってなだらかに低くなっていくという地形をしています。

ラナイ島北西部に、ケアヒアカヴェロという場所があります。”神々の庭園”とも呼ばれる、まるで月面のような石の大地です。
その昔、ラナイ島のカフナ(神官)とモロカイ島のカフナ(神官)が、どちらがより長く火を燃やし続けられるか競い合ったそうです。
ラナイ島のカフナ、カヴェロが、競争に勝つために、この地のあらゆる植物を燃やして火を燃やし続けたため、このような姿になってしまったのだとか。

 

”神々の庭”とも呼ばれるケアヒアカヴェロ(出展:Wikimedia Commons)

 
「ラナイ」とは、「征服の日」という意味なのですが、こんな伝説があります。
ラナイ島は、カメハメハ大王がハワイを統一する前は、マウイ島の首長によって支配されていました。悪霊がたくさん棲んでいて、人が寄り付かなかった島とも言われています。

紀元1400年頃のこと。マウイ島の王、カアラネの息子、カウルラアウはいたずらっ子で、あるとき父カアラネ王が大切に育てていたウル(ブレッドフルーツ)の木を全部引き抜いてしまいました。
ウルは、多くの人を養うことのできる貴重な植物でしたので、父王は大変怒り、罰として、カウルラアウを、悪霊がたくさんいるラナイ島に追放しました。
力自慢だったカウルラアウは、悪霊を次々と退治して、ラナイ島を人が住めるような島に変えていきました。
カウルラアウは、ラナイ島の悪霊を退治した英雄となって、マウイ島に凱旋したのだとか。
「征服」とは、カウルラアウが悪霊を退治した栄誉を讃えてつけられた名前だそうです。

 
9月には、ラナイシティのドール・パークで、「ラナイ・ホオラウレア」が開催されます。
ハワイの文化や歴史を体験できるイベントで、フラダンスのショーやハワイアン・ミュージックのライブ、フラダンスやレイメイキングのレッスンなどが行われるんですよ!

 

フラダンスには欠かせない、ラナイ島の花カウナオア(Photo by Forest & Kim Starr)

 
みんな大好きなハワイの島々。その起源や歴史をとおして、自然や文化を大切にする心を受け継いでいきたいですね!

※ フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

※ ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

 

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