「Lovely Hula Hands(ラブリー・フラ・ハンズ)」フラダンサーの手の動きは、まるで海の上を行くカモメのような美しさ

ハワイの伝統芸能、フラダンスは、歌と踊りで物語を伝えます。
特に手の動きは、歌の内容を表現しています。

フラダンスで伝える内容は、自然の美しさや人への愛情など、気高く美しく、優しいものが多いのが特徴です。そして、美しいものを表現する、その手の動きもまた美しいのです。

 

 

「Lovely Hula Hands(ラブリー・フラ・ハンズ)」

『まるでカモメが海の上をすべるように美しく、時には谷間に降る雨や、崖を舞い上がる風を物語る・・・』と語る「ラブリー・フラ・ハンズ」は、タイトルの通り、フラダンサーの美しい手の動きを讃える歌です。

作者は、ロバート・アレキサンダー・アンダーソン(1894-1995)、1939年の作品です。
とあるパーティーに参加し、フラダンサーの美しい踊りを見ていた時に、「彼女の手の動き、とてもきれいじゃない?」という話声が聞こえてきたのが、ヒントになったのだとか。
「ラブリー・フラ・ハンズ」は、発表されると、たちまち大ヒットとなりました。今までに、とても多くのアーティストによって、レコーディングされています。

1930年代には、多くのハパ・ハオレ・ソング(英語のハワイアン・ソング)が誕生していますが、「ラブリー・フラ・ハンズ」がその代表格と言われるのは、ゆったりとした明るい曲調で、単に楽園ハワイを描いているだけでなく、フラダンスやフラダンサーへの愛情や敬意を感じさせる歌だからかもしれませんね。

 
作者ロバート・アレキサンダー・アンダーソンのこと

ロバート・アレキサンダー・アンダーソンは、ホノルル出身。非常に裕福な家で生まれ育ちました。
驚いたことに、彼はいわゆる音楽の教育、楽器の演奏やコードなどを全く学んでいません。自分自身のことを、「作曲のルールを知らない作曲家」なんて表現をしています。
コード進行などの”お点前”で曲を作るのではなく、”頭の中”で素敵な詩や曲を描いていたのだとか。

ロバート・アレキサンダー・アンダーソンは、1995年に101歳で亡くなるまでの間、実に200曲近くのハワイアン・ソングを残しました。
代表作は、今回ご紹介の「Lovely Hula Hands(ラブリー・フラ・ハンズ)」のほか、「Mele Kalikimaka(メレ・カリキマカ)」「Haole Hula(ハオレ・フラ)」などなど。どれも、ゆったりとして明るいメロディラインで、取り扱うテーマは、ハワイの自然や人々への愛と敬意に満ちています。
ロバート・アレキサンダー・アンダーソンは、1998年にハワイアン・ミュージック殿堂入りを果たしました。

 
ロバート・カジメロの「Lovely Hula Hands(ラブリー・フラ・ハンズ)」

クム・フラ(フラダンスの先生)でもある、ロバート・カジメロの歌う「ラブリー・フラ・ハンズ」をご紹介させていただきます。
斬新なアレンジに、古き良き曲に、新たな息吹が与えられた、そんな印象を受けます。
ハワイの美しい風景と素敵なフラダンス!癒しの映像としてもおススメです。

 

 

※ フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

※ ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

 

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