「Aloha Hawai’i Ku’u One Hanau(アロハ・ハワイ・クウ・オネ・ハナウ)」自分の生まれ故郷、その自然や人々を愛し大切にしよう

Photo by Kichiya Suzuki

突然ですが質問です。
あなたはご自分の生まれ故郷を愛していますか?

 
ハワイの人たちは、自分たちの故郷であるハワイの土地や自然、人々を愛し大切にしています。

ハワイの人たちは、海や山、森、そして雨、風、火山の噴火など、抗いがたい自然の力に、神を感じ、恐れ敬い、その厳しい自然環境の下で、力を合わせて生きてきました。

 

”神々が作られたハワイの島は、まるで真珠のレイのように美しい
大地から力強く育つタロは、ハワイの人々に命を与え続ける
あふれ出る命の水は滝となって流れゆく
どこよりも美しい故郷ハワイよ、そこに住む人々よ、安らかに、永遠に生き続けよ”

 
という、祈りにも似た故郷への想いを歌い上げた、とても素敵な歌をご紹介いたします。

 

「Aloha Hawai’i Ku’u One Hanau(アロハ・ハワイ・クウ・オネ・ハナウ)」

タイトルはハワイ語で「愛するハワイ、私の生まれ故郷」という意味です。
「Aloha Hawai’i Ku’u One Hanau(アロハ・ハワイ・クウ・オネ・ハナウ)」は、故郷ハワイの島々や自然、ハワイの人々、そして神々を讃える歌です。

 
フラダンスを披露しているのは、この歌の作者で、クム・フラ(フラダンスの先生)であり、多くの名曲を手掛けたハクメレ(ソングライター)でもある、フランク・カワイカプオカラニ・ヒューエットさん、歌は、ナタリー・アイ・カマウウさんです。

美しい曲です。ゆったりとお楽しみくださいね。

 

 

※「Aloha Hawai’i Ku’u One Hanau(アロハ・ハワイ・クウ・オネ・ハナウ)」は、ナタリー・アイ・カマウウさんが2005年に発表したソロアルバム「E」に収録されています。
2006年に、ナタリー・アイ・カマウウさんは、このアルバムによって、ハワイのグラミー賞と言われるナ・ホク・ハノハノ・アワードの最優秀女性ヴォーカリスト賞に輝きました。

 

 

歌の背景にあるハワイの創世神話

美しい歌の中で、ハワイの創世神話について語られています。
ちょっとだけご紹介させていただきますね。

(※ハワイの創世神話「クムリポ」の解釈については、諸説ありますが、後藤明さん著「南島の神話」を参照させていただきました)

ハワイは、天空をつかさどる神ワーケアと、大地をつかさどる女神パパによって作られました。
二人の子供が、ハワイ島、マウイ島、カホオラヴェ島。
ワーケアと女神ヒナの間にできた島がモロカイ島、
ワーケアとカウラという女性の間にできた島がラナイ島。
パパとルアという男性神との間にできた島がオアフ島。
その後、ワーケアと再びパパの間に、カウアイ島とニイハウ島が誕生しました。

ワーケアとパパの間には、娘、ハアロロ(ホオ・ホクラカニとも言われます)がいるのですが、ワーケアはなんと自分の娘に恋してしまい、子どもができてしまいました。
最初の子供は死産で、ハアロロが丁寧に埋葬したところ、そこからタロイモの芽が出てきました。ハワイで最初のタロイモといわれています。
2人目の子供、ハーロアはハワイで最初の王となり、全ハワイ人の先祖となりました。

ハーロアは、血を分けた兄妹であるハワイの島々とタロイモを、とてもとても大切にしました。ハワイが繁栄したのは、そのお陰だと言われています。

 

私たちも、自分たちの故郷、その自然や人々、文化を大切にしていきたいですね!

 

※ フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

※ ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

 

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