寒い日は、動物たちのイラストでほっこり!線画家もんでんゆうこさんのイラストで訪れる動物園

優しさや温かさを感じさせてくれるその姿、まなざし・・・
寒くなってくると、動物さんが恋しくなりませんか?

線画家もんでんゆうこさんのイラスト、今回は、動物園に出かけます。
心身共に冷え込む今日この頃ですが、優しい動物たちのイラストでほっこり、心まで温まってくださいね。

 

もんでんゆうこさんが好きな動物を選んで好きに描いたという、その名も”万華鏡スケッチ”

 

動物園の起源は、とても古いんです。

その昔、メソポタミアや中国、インド、アステカなど、世界の様々な場所で、支配者が植民地などから珍しい動物を集めたり、貢物として献上された動物を集めた私的な施設として、発生していったのだとか。

一般に公開されるようになったのは、フランス革命後のこと。
フランスのパリ動物園や、ウィーンのシェーンブルン動物園が、始まりのようです。

日本で最初の動物園は、1882年上野にオープンした、東京国立博物館の天産部付属施設。恩賜上野動物園の前身です。

今では、動物園は野生動物保護のための教育・研究施設としての役割が強く、研究費用調達のために一般公開している、という位置づけになっているそうです。
動物園に行って、動物たちを眺め、スケッチをしてほっこりしながら、野生動物保護の取組に協力できるというわけですね!

 

最初にご紹介するイラストは、もんでんゆうこさんが大好きなユキヒョウです。

ユキヒョウは、中央アジアの寒冷な高原にのみ生息している”幻の動物”で、”灰色のゴースト”などと呼ばれています。
もんでんゆうこさんは、2匹のユキヒョウが同じ姿勢になってくれるのを、寒い中でじーっと待って描いたのだそうです。

 

可愛い目が印象的なキリンです。

キリンがもんでんゆうこさんの目の前にやってきた瞬間をとらえて、大急ぎでスケッチしたんですって!
まるでスケッチをしているもんでんゆうこさんを見つめているようですね!

 

トラの岩山・・・
トラというよりも、トラを見ている人々にフォーカスした作品です。
岩山も大迫力!

動物園にいる人々もまた、もんでんゆうこさんの絵心をくすぐってしまうんですね!

 

アジアゾウと比べると、大柄で、より大きな耳とキバ、そして中央がくぼんだ背中を持つアフリカゾウ。

スケッチをなさった日は晴れていたそうですが、もんでんゆうこさんは、アフリカゾウの精悍な雰囲気に合うからと、曇り空に変えたんですって。

お天気を変えてしまう”遊び心”も、イラストの楽しさのひとつですね!

 

戦後初めて来日し、日本で飼育された最も長寿のアジアゾウ、はな子(1947-2016)が元気だった頃のスケッチです。

大勢の親子連れのお客様がいて、はな子がみんなに、そしてもんでんゆうこさんにとても愛されていたことが伝わってきますね。

 

もんでんゆうこさんのイラストからは、動物たちへの愛情がいっぱい伝わってきます。
寒い寒いこの季節、一番心を温めてくれるのは、そんな愛情なのでしょうね!

 

小さい頃から動物が好きで、毎週わくわく動物ランドを楽しみにしてる幼少期でした。そんな動物たちを目の前にして、スケッチするようになるとは・・・
愛しの愛しの、アニマルスケッチレポでした。(もんでんゆうこさん談)

 

もんでんゆうこさんについて

下書きをせずにペンで絵を描く、線画家もんでんゆうこさん。
躍動感のある、伸びやかな絵がとても魅力的です。永沢まこと氏に師事。
現在は、広報誌などの連載を手掛けるほか、保育園の絵画講師やカルチャー教室の講師として、東京・多摩地域を中心に活躍中です。

※もんでんゆうこさんのホームページはこちら

線画教室のお問い合わせやイラストのご依頼などは、ホームページの「お問い合わせフォーム」からお願いしますね。

 

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