四季のある日本。爽やかな新緑の時期を過ぎると、じめじめした梅雨を迎えます。この時期、春に比べるとお花が少ないイメージですが、探してみると、まるで一服の清涼剤のような、可憐なお花がたくさん見つかります。
初夏から梅雨の時期に咲く花を、まとめてご紹介させていただきます。遠くにお出かけしなくても、近くで見つかる癒しの存在のお花たち、お楽しみくださいね。
✩トップにご紹介しておりますツツジは、日本を代表する花木のひとつと言われます。4月から5月の比較的長い時期に、色鮮やかな花が次々と咲くことから、とても縁起の良い花と言われます。庭に植えると、仕事運UPにもつながるのだとか。
甘い香りが漂うハゴロモジャスミン
世界中で数百種類もの品種のあるジャスミンの花。美しく清楚な花姿と、甘く官能的な香りで、人々に愛されています。古くは、クレオパトラも愛した花だそうです。
恋の味方マーガレット
花びらを1枚ずつちぎって「好き・嫌い・好き・嫌い・・・」と繰り返して、最後の1枚が「好き」であれば、自分の思う人が自分のことを思っていてくれる、という恋占い。一番使われるお花は、マーガレットなんですって！
マーガレットの花びらの数は奇数なので、「好き」から始めたら「好き」で終わるからなんですね。
マーガレットは、恋を占うというより、恋を応援してくれる花なのかもしれません！
ビタミンカラー！黄色いバラ
黄色いバラの花言葉は「ジェラシー」だから、ギフトには気をつけて、なんて言われることがありますが、黄色は、命を守る色であり、愛と信頼と尊敬を表す色として、大切にされています。華やかで元気もらえるビタミンカラー、そして金運アップのパワーを持つ色でもあります。
励ましてあげたいお友達へのギフトとして、是非、黄色いバラをチョイスしてくださいね。
万能薬のドクダミ
その名前や、独特の匂い、抜いても抜いても生えてくる旺盛な生命力で、厄介者扱いされることが多いドクダミ、実はとっても役に立つ薬草なんです！ゲンノショウコ、センブリとともに、日本の三大民間薬のひとつなのだとか。
名前の由来は、毒や痛みを抑える効果を持つことから「毒痛み」から転じたと言われています。
独特の匂いがあるので毒があるように思われがちですが、ドクダミに毒はありません。
今度見かけたら「ありがとう」って言ってあげたいお花ですね。
紫色のアジサイ
梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばしてくれる爽やかな花、アジサイ。
都心のパワースポットで、美智子上皇后陛下のご生家跡地、東京・品川区の”ねむの木の庭”で見かけた、紫色のアジサイです。紫色のアジサイの花言葉は「謙虚」。
謙虚な姿勢、大切にしたいものです。
かわいいエディブル・フラワー、ムラサキカタバミ
紫がかったピンク色をした、小さくてかわいいお花、ムラサキカタバミ。花も葉も茎も、食べることができるんです。ビタミンCが豊富なんですって！酸っぱいので、大量に使うことはおススメしませんが、そうめんやサラダの味のアクセントや、飾りつけにも良さそう！
プランターなどで育てておくと、食用と鑑賞、どちらにも楽しめますね！
清楚なガクアジサイ
梅雨に咲く花の代表格アジサイは、ガクアジサイから改良して作られた園芸品種で、ガクアジサイが原種です。花びらに見えるガク(萼)が、まるで額縁のようなので、この名がついたのだとか。
ガクアジサイの花言葉は「謙虚」。ホンアジサイよりも謙虚に見えるので、名づけられたようです。
美智子上皇陛下のご生家跡地”ねむの木の庭”に咲いたネムノキの花
葉が夜になると眠るように閉じることから、「眠りの木」と呼ばれたのが、ねむの木の名前の由来だそうです。ねむの木の花言葉は「歓喜」「繊細」「夢想」「やすらぎ」など。
夏の暑さが少し和らぐ、夕暮れに咲くねむの花、まさに「やすらぎ」をもたらしてくれる存在なのですね。
愛の花アガパンサス
梅雨から夏にかけて、爽やかな紫色の花を咲かせるアガパンサス。花の名前がギリシャ語の「agape(アガペ・愛)」と「anthos(アンソス・花)」に由来していることから、アガパンサスは「愛の花」とも言われます。
アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」など。
良いことありそうな花言葉ですね(#^^#)
四季折々の花たちは、つらいときや悲しいときも、心を癒してくれる、大切な存在ですね。
身近なお花や自然を愛し、楽しむ心、大切にしたいものです。
✩こちらの記事では、春のお花をご紹介しております。
春の訪れとともに、固く閉ざしていた心を癒すように、次々と可憐な花が咲き出します。ご自宅の近く、ちょっと注意して見まわしてみてください。
情報源: 可憐な花たちは癒しの存在～小さな春をまとめてご紹介！
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