ハワイに伝わった「涙そうそう」、フラダンスの動画が素敵すぎる
森山良子作詞、BEGIN作曲による有名な曲「涙そうそう」
1998年に初めて発表されて以来、多くのアーティストによってカバーされています。
2004年、マウイ島出身で、自身でフラ・ハラウ(フラダンスの教室)を持つクム・フラ(フラダンスの先生)の1人であるケアリィ・レイシェルが、この曲をハワイアン・ミュージックとしてアレンジした「Ka Nohona Pili Kai」を発表しました。
2004年、ハワイのグラミー賞と言われる、ナ・ホク・ハノハノ・アワードで、この曲「Ka Nohona Pili Kai」を含むアルバム「Keʻalaokamaile」は7部門を受賞。「Ka Nohona Pili Kai」はSong of the Yearに輝きました。今では、フラダンサーの間でも、スタンダードな曲として、多くの場で披露されています。
始めにご紹介するのは、ケアリィ・レイシェルがギターの弾き語りをし、それに合わせてダンサーがフラダンスを披露している動画です。
画面には、そのパフォーマンスを見ているビギンのメンバー達が!
こちらは、ハワイ島ヒロで、毎年4月、イースター(復活祭)の時期に開催される、最高峰のフラダンス競技会、メリーモナーク・フェスティバルの2005年大会、団体アウアナ(近代フラ)の競技で披露された「Ka Nohona Pili Kai」です。
大勢の踊り手と会場の人々の心がひとつになった、素晴らしいステージです。
メリーモナーク・フェスティバルでの競技は、 カイ(入場の踊り)、メレ(演舞曲)、ホイ(退場の踊り)という、3つのパート で構成されています。「Ka Nohona Pili Kai」はメレのパート。1:54あたりからご注目です!
「Ka Nohona Pili Kai」の歌詞は、オリジナルの「涙そうそう」のハワイ語訳ではなく、ケアリィ・レイシェルのオリジナルです。ビギンのメロディに感動したケアリィ・レイシェルが、日本語の歌詞の意味を知らずにハワイ語でつけた詞は、幼い頃に過ごした海辺の家と祖母を、愛しく懐かしく思う気持ちを表現していて、そこには驚くほどオリジナルの歌詞と通じる想いがあります。音楽は言語の壁を超えるってこういうことなのですね!
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フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
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