
百人一首かるたの歌人エピソード第89番・式子内親王の静かなる情熱
玉の緒よ たえねば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 心に秘めた情熱は、誰にも止めることはできません。たとえ時代の波...
玉の緒よ たえねば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 心に秘めた情熱は、誰にも止めることはできません。たとえ時代の波...
マウイ島の古都ラハイナ。2023年8月に発生した山火事で壊滅的な被害を受けた後、ラハイナは今も復興への途を歩み続けています。 ハ...
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる ”末法”の到来と言われた平安末期、貴族たちは現世に希望を見いだせなく...
夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり 恋しさが募って夜も眠れなくなる・・・1000年の時を隔てて...
うかりける 人を初瀬の 山おろしよ 激しかれとは祈らぬものを 一瞬を争う激しい戦い、そこで読まれるのは抒情的な風景や切ない恋心。...
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 一瞬を争う”畳の上の格闘技”、競技かるたの激しい戦いとは対照的な、優美...
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 初霜や初雪で白一色になった風景は、まるで日頃の喧騒が全て覆い隠された...
このたびは 幣も取りあへず 手向山(たむけやま) 紅葉の錦 神のまにまに 飛鳥時代から鎌倉時代までの、個性豊かな歌を集めた小倉百...
月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど 秋から冬に向かって次第に寒くなっていく季節、夜空は冴えわたり...
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらむ ”畳の上の格闘技”、競技かるたに使われる小倉百人一首には、天皇や貴...