「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」夢を実現したい方、目標を達成したい方、事業に成功したい方、全ての方に贈る”西郷どん”の名言
「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」という言葉をご存知ですか?
幕末の志士、2018年の大河ドラマの主人公、西郷隆盛が、甥の市来政直に贈った漢詩の一節です。
元プロ野球選手、黒田博樹投手が”座右の銘”にしていらっしゃることで有名になりました。
広島カープからメジャーリーグに移籍して活躍した後、広島カープに復帰して優勝に導き、2016年に引退なさった黒田投手、高校時代にこの言葉に感銘を受け、以来座右の銘としていらっしゃるのだとか。
2018年1月22日、東京に降った大雪で、明治神宮に現れた奇跡のような美しい雪景色は、まさに、”耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)”を想起させる風景でした。
西郷隆盛が市来政直に贈った全文はこちらです。
一貫唯唯諾 一貫、唯唯(いい)の諾
従来鉄石肝 従来、鉄石(てっせき)の肝
貧居生傑士 貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み
勲業顕多難 勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる
耐雪梅花麗 雪に耐えて梅花麗(うるわ)しく
経霜楓葉丹 霜を経て楓葉(ふうよう)丹(あか)し
如能識天意 如(も)し、能(よ)く、天意を識(し)らば、
豈敢自謀安 豈(あに)敢(あえ)て、自から安きを謀(はか)らむ
いったん引き受けようと心に誓ったことは、
どこまでも、ただひたむきに、やり通さなければならない。
これまで、鉄のように、石のように、固く守ってきた意志は、
いつまでも変えてはならない。
豪傑の士というものは、貧しい暮らしをしてきた人の中から現れ、
高く評価される事業というものは、多くの困難を乗り越えて成し遂げられる。
梅の花は、雪に耐えて麗しく咲き、
楓の葉は、霜を経て真赤に紅葉する。
もし、これらの天意を理解できるならば、
安楽な生き方を選ぶことなど、どうして出来るだろうか。
美しい風景を楽しみながら、心の中に響く言葉、しっかりとかみしめていきたいものですね。
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