「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」カウアイ島の伝説をベースにした、うっとりするほどロマンティックなハワイアン・ソング
フラダンサーに大人気!どこか懐かしさを覚えるシンプルで優しいメロディの、とってもロマンティックなラブソング「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」
どなたでも、どこかで聞いたことがあると感じる曲ではないでしょうか?
※日本語では「エピリマイ」と表記されることもあります。
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」の作者は、ラリー・リンゼイ・キムラとピーター・ムーン。
ザ・ピーター・ムーン・バンドが1982年に発表したアルバム「Cane Fire!」に収録されています。
※「Cane Fire!」は、ハワイのグラミー賞と言われるナ・ホク・ハノハノ・アワードで、この年の主要な賞を総なめにした伝説的なアルバムです。
作者のラリー・リンゼイ・キムラは、ネイティブ・ハワイアンと白人、そして日本人の血を引く方です。ハワイ大学ヒロ校の教授で、長年にわたりハワイ語を教えていらっしゃいます。ハワイにおける、ハワイ語復活の立役者のおひとりでもあります。
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」は、カウアイ島に伝わる伝説がベースとなっています。
『この有名なラブソングは、ある伝承がもとになっている。
たいまつを(マカナ山の)険しい崖から渦巻く風の中に放る。
花火のように。
そして、愛する人が(崖の下で)でたいまつをキャッチする。
たいまつをキャッチしたとき、その肌にはしるしが残る。
愛の熱さがつけたしるしが』
(ケアリィ・レイシェルのアルバム「Ke`alaokamaile」のライナーノーツより)
マカナには、ハワイ語で”贈り物”という意味もあります。マカナ山の伝説を”贈り物”と掛け合わせているんですね!
ケアリィ・レイシェルの歌う「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」の動画をご紹介させていただきます。
この曲を最も有名にしたのは、ケアリィ・レイシェルのカバーといっても過言ではないでしょう。
ケアリィ・レイシェルの歌に合わせて、素敵なフラダンスを披露しているのは、ハワイ島、カイルア・コアのHalau Kala‘akeaokeaolani(ハーラウ カラアケアオケアオラニ)のみなさんです。
ゆったりとご覧くださいね(#^^#)
ケアリィ・レイシェルの「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」は、2003年に発表したアルバム「Ke’alaokamaile」に収録されています。「涙そうそう」も収録されているアルバムです。
※ハワイに伝わった「涙そうそう」については、こちらの記事もご覧くださいね。
森山良子作詞、BEGIN作曲による有名な曲「涙そうそう」 1998年に初めて発表されて以来、多くのアーティストによってカバーされています。 2004年、マウイ島出身で、自身でフラ・ハラウ(フラダンスの教室)を持つクム・フラ(フラダンスの先生)の1人であるケアリィ・レイシェルが、この曲をハワイアン・ミュージックとしてアレンジした「Ka Nohona Pili Kai」を発表しました。
情報源: ハワイに伝わった「涙そうそう」、フラダンスの動画が素敵すぎる | MUSBIC/ムスビック
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
MUSBIC公式 Facebook ページ
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。