オヒアの木にレフアの花が咲く~様々な伝説を持つハワイ島の花「オヒア・レフア( ʻōhiʻa lehua)」

オヒア・レフア(ʻōhiʻa lehua)には、とても多くの伝説があります。
火山の女神ペレのキノラウ(化身)であるとか、ペレの大好きな花だとか。ペレが横恋慕して引き裂いてしまった恋人たち、オヒアとレフアの化身だとも言われます。

ハワイ島を象徴する花、オヒア・レフアは、火山の噴火によって生まれる灼熱の溶岩流が、何もかも焼き尽くした後の溶岩台地に、最初に咲く花と言われます。
ハワイの人々にとって、とても大切な花、オヒア・レフアをご紹介させていただきます。

オヒア・レフアは、ハワイ諸島でしか見られない、ハワイ固有植物【エンデミック】です。日本の小笠原諸島で咲く「ムニンフトモモ」という花は、オヒア・レフアの親せきと言われています。

美しい花を咲かせるオヒア・レフアですが、花びらに見える部分は、実はおしべとめしべが集まったもの。その根元に、長さ数ミリの花びらがあるのですが、開花初期に落ちてしまうのだとか。

 

赤く燃え盛る炎に見えたので、オヒア・レフアは女神ペレの化身として崇められてきました(Photo by Forest & Kim Starr)

 

オヒア・レフアには、とても多くの伝説があります。
火山の女神ペレのキノラウ(化身)であるとか、ペレの大好きな花だとか。ペレが横恋慕して引き裂いてしまった恋人たち、オヒアとレフアの生まれ変わりだとも言われています。

オヒア・レフアは、フラダンスのレイとして、よく用いられる花ですが、オヒア・レフアの花を摘むと、雨が降るという言い伝えがあります。その雨は、引き裂かれた恋人たちの涙とも、大好きな花を摘まれたペレの涙とも言われます。
ハワイの人たちは、今もレイを作るために花を摘むときは、きちんとお祈りを捧げます。その背景には、様々なストーリーが秘められていたのですね!

フラダンスの女神ラカの祭壇では、オヒア・レフアは、ラカに捧げるために供える花でもあります。
ラカは男性神ラタと同一神とも言われ、男女両面を持つと言われています。男性神が木に、女性神が花に宿り、陰と陽のバランスが保たれているという説も。この説によると、オヒア・レフアは、男女両面を持つラカに捧げているのだとか。

 

オヒア・レフアの花の向こうに見えるのは、女神ペレが棲むというキラウエア火山・ハレマウマウ火口

 

☆オヒア・レフアを護ろう!☆
ハワイの人達にとって、とても大切なオヒア・レフアが、絶滅の危機に瀕しています。
「ラピッド・オヒア・デス(ROD:オヒア急死症)」と呼ばれる伝染病で、外来の真菌類が原因と言われています。これまでに、何十万本ものオヒア・レフアが枯れてしまいました。
オヒア・レフアを助けるために、ハワイ州が力を合わせて対策を執っています。私たち一人一人も、「できることを行う」ことによって、協力していきましょう。

たとえばハワイ島に旅行するとき、こんなことを心掛けてください。
オヒアの木を傷つけない。
オヒアの森に入るときと出るとき、さらにハワイ島から別の島に渡るときは、靴の泥を落とす。
オヒア・レフアの苗や花を、ハワイ島から別の島に運ばない。

 
ハワイ大学マノア校を中心に行われている「ラピッド・オヒア・デス」からオヒア・レフアを護ろうというこの取組、詳しくはこちらのホームページをご覧ください。(英語のページです)

かけがえのない自然。大切に守り、未来に伝え残していきたいですね!

 
☆こちらのページでは、オヒア・レフアに奥様への愛を込めた歌「カ・レフア・ウラ」をご紹介しております。


カ・レフア・ウラ(Ka Lehua ‘Ula)
ハワイ島の花、レフアを歌った歌と、そのフラダンスをご紹介いたします。
タイトルの「カ・レフア・ウラ」とは、「赤いレフアの花」という意味。この歌は、シンガー・ソングライターのウェルドン・ケカウオハが、奥様に捧げた愛の歌です。

情報源: ハワイ島の花、赤いレフアの花が美しいフラダンスに ⋆ MUSBIC/ムスビック

 

フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック

 

MUSBIC公式 Facebook ページ

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA