水の中で漂うような心地よさ・・・素敵な愛の歌、ハワイアン・ソング『E O Mai(エ・オ・マイ)』
ハワイを代表するシンガーであり、クム・フラ(フラダンスの先生)でもある、ケアリィ・レイシェルが1997年に発表した『E O Mai(エ・オ・マイ)』
優しく包み込んでくれるようなメロディに、愛する人への想いが込められている、ハワイアン・ソングをご紹介いたします。
「E O Mai(エ・オ・マイ)」とは、ハワイ語で「受け入れて」とか「答えて」といった意味です。
愛する人に受け入れてほしい、という想いが伝わってくる言葉ですね。
もうひとつのキーワードが「wai」。歌詞の中に、繰り返し「wai」という言葉が登場します。
「水」を意味する言葉です。
この「水」は、さまざまな人間関係を作り上げる、感情や行動を表現する、メタファー(隠喩)として用いられているそうです。
水の中で漂うように、人々と触れ合ったり、時には激しい流れに押しやられることもある・・・
それでも、愛しい人よ、私を受け入れてください。
という歌なのですね。
ハワイ語は、一つの言葉に様々な意味が込められている言語です。
例えば、「ALOHA」には、「こんにちは」、「さようなら」、「いらっしゃいませ」、「愛しています」・・・というように、いろいろな意味があります。
この歌のテーマである『愛』には、男女の愛だけでなく、人と人や、人と自然のつながりやむすびつきなど、さまざまな意味合いがあるのだろうと、感じさせてくれます。
美しいメロディーと素敵なフラダンス。ゆったりとお楽しみくださいね。
この動画では、ケアリィ・レイシェルの歌に合わせて、ケアリィの従妹であり、フラダンスの弟子でもある、チェリッサ・カーネがフラダンスを披露しています。
チェリッサは、毎春イースターの時期にハワイ島ヒロで開催される、世界最高峰のフラダンス競技会、メリーモナーク・フェスティバルに、2009年に初出場して、ミス・アロハ・フラとハワイ語賞に輝きました。
先人たちから受け継いできた伝統や文化を、大切に守り伝えるのに加えて、新たな息吹を与えていくって素敵ですね。
優しいエネルギーが世界中に広がっていくといいですね!
※ケアリィ・レイシェルのアルバム『E O Mai』はこちらです。
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
MUSBIC公式 Facebook ページ
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