ハワイで絶滅危惧種のハイビスカスの花「Hibiscadelphus woodii」を”再発見”!限りなく広がるドローンの可能性
遠隔操作で動く無人航空機、ドローン。
人が容易に入り込めない地域で絶景を撮影したり、宅配便に活用したり、種子や肥料の散布といった農業での活用などなど、さまざまな分野で活躍しています。
特に調査・研究の分野では、人が行うよりも安価で広範囲に、しかも自然へのインパクトを最小限に行うことができると、とても注目を集めています。
そんな中、ハワイで大きな”発見”がありました!
While drones have been actively involved in conservation projects globally a recent drone reconnaissance flight over the extremely biodiverse area on a remote part of Kauai’s Kalalau Valley made an interesting and exciting discovery as per reports from CNN.
情報源: Botany by Drone – Hawaiian Flower Believed to be Extinct Rediscovered
2019年1月、カララウ渓谷の断崖絶壁で、なんと!絶滅したと考えられていたハイビスカスの一種「Hibiscadelphus woodii」が、ドローンによって”再発見”されたのです!
「Hibiscadelphus woodii」は、1991年に発見されました。もともと数が少なかったうえ、他の植動物による攻撃や落石など、大変な危険に晒されてきた種だったこともあり、2016年に絶滅したとみなされていました。
こちらの動画は、カララウ渓谷にドローンを飛ばしてハイビスカスを”発見”した、国立熱帯植物園(NTBG)で作成されたものです。55秒あたりで、「Hibiscadelphus woodii」が登場しますよ!
※国立熱帯植物園(NTBG)のホームページはこちらです。(英語のサイトです)
ドローンの技術によって、近寄るのが危険な場所で、新種の発見や絶滅したと思われる種の再発見に、大きな期待が寄せられています。
これからの展開がとっても楽しみですね!
※最近では、ドローンはアマゾンなどで、手軽に入手できます。趣味でお使いになる方は、法令を守って、正しく楽しんでくださいね。
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