6月11日はキング・カメハメハ・デー!~ハワイ王国を建国した偉大な王様を讃えよう!
6月11日は、キング・カメハメハ・デー!
ハワイ諸島を統一してハワイ王国を建国した、カメハメハ大王(Kamehameha Nui)の功績を讃える、ハワイ州の祝日です。
カメハメハ大王の生まれた年はわかっていません。英国のキャプテン・ジェームズ・クックがハワイ諸島を”発見”した時には、20歳くらいだったと推測されています。非常に頭の良い青年で、あっという間に英語を習得したそうです。
キャプテン・クックと共にハワイを訪れたジョージ・バンクーバーや、アイザック・デービス、ジョン・ヤングといった欧米人から、国の統治や欧米の戦闘術を学んだカメハメハ大王は、その英知を活用して、ハワイ統一を達成したのだとか。
キング・カメハメハ・デーのお祝い
キング・カメハメハ・デーは、1871年に、カメハメハ大王の孫であるカメハメハ5世によって定められ、その翌年から実施されています。
1959年、ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州になったときに、最初に制定された州の祝日のひとつでもあります。
この日は、ハワイ各島で、カメハメハ大王を讃えるパレードやホオラウレア(パーティとか祝宴といった意味)が行われます。
オアフ島では、ダウンタウンにあるカメハメハ大王像に、クレーンを使って、7メートルもあるレイを献花するという、盛大なセレモニーも行われます。
19世紀のキング・カメハメハ・デーでは、徒競走や競馬、自転車レースなども行われていたんですって!
7メートルのレイをかけたカメハメハ大王像(2016年の写真です)
こちらは華やかなキング・カメハメハ・デーのパレード(2016年の写真です)
ハワイ最大級の謎~カメハメハ王の墓はどこに?~
「カ・メハメハ」とは、ハワイ語で「静かな人」「孤独な人」といった意味の言葉です。
その意味の通りだったのでしょうか?カメハメハ大王は、ハワイ統一までは戦いに明け暮れていましたが、晩年は生まれ故郷であるハワイ島に戻り、カイルア・コナで静かに過ごしました。
カメハメハ大王は、家族や家臣たちに見守られて、その生涯を終えたと言われています。カメハメハ大王の亡骸は、腹心の部下によって深夜、密かに葬られました。
古来、ハワイでは、身分の高い方には「マナ(聖なる力)」が宿っていると考えられていました。その力を授かりたい人々によって、遺体を持ち去られることを避けるため、カメハメハ王の墓の場所は、ごく一部の人にしか明かされなかったそうです。
今でもカメハメハ大王の墓がどこにあるのか、明らかになっていません。おそらく、永遠に見つからない場所で、カメハメハ大王は静かに眠っていることと思います。
みんな大好きなハワイ!その歴史や伝統をとおして、自然や文化を大切にする心を受け継いでいきたいですね!
☆こちらの記事は、カメハメハ大王の故郷、ハワイ島をご紹介しております。
“ʻO Hawaiʻi nui kuauli, Hawaiʻi o Keawe”
「広大な緑の島ハワイ、首長ケアヴェの島」
ハワイ(Hawai’i)という言葉の意味は、諸説ありますが、「Ha(息・生命)」、「Wai(水)」、「’i(場所)」という、3つの単語からできていて、「生命と水がある場所」を意味すると言われています。
情報源: 島全体がパワースポット!ハワイ島はハワイ文化復興の中心地 ⋆ MUSBIC/ムスビック
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
MUSBIC公式 Facebook ページ
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。