フリヘエ宮殿 カイルア・コナ ハワイ島

マナ【聖なる力】の宿るパワースポット、ハワイ島カイルア・コナに佇むフリヘエ宮殿と伝説のルース王女

マナ、それは超自然的な源より与えられた聖なる力。人にも物にも宿ると言われます。
ハワイ王家の方たちは、強いマナをお持ちだったと言われ、王家の方たちが集まる場所には、マナも集まってきたのだとか。

ハワイ島西部の町カイルア・コナの海沿いに、静かに佇む古い建物があります。ハワイ王国の王族たちの夏の別荘だった、フリヘエ宮殿です。マナが宿ると言われる、ハワイ島のパワースポットのひとつです。

ハワイ島の商業・観光の中心地カイルア・コナは、かつてハワイ王家の方たちの保養地として栄えていました。
フリヘエ宮殿は、ハワイ諸島を統一し、ハワイ王朝を開いたカメハメハ1世のいとこ、ジョン・アダムス・クアキニによって建てられました。1838年のことです。
クアキニが亡くなった後、フリヘエ宮殿は養子のウィリアム・ピット・レレイオホクに、その後はレレイオホクの妻でカメハメハ1世の曾孫、ルース・ケエリコーラニ王女(1826~1883)に引き継がれました。

 

ルース王女 ハワイ ハワイ王朝

中央がルース王女。両脇にいる男性が手にしているのは、王女が高貴な方だと示す「カヒリ」と呼ばれるものです。

 

ルース王女は、王室にも人々にも敬愛されていたプリンセスで、ビジネスにも政治にも長けていらしたそうです。
ご本人はとても質素な方で、宮殿には住まず、宮殿の裏に草ぶきの家を建てて生活をなさっていました。宮殿は、もっぱら訪問客をもてなし、お泊めするために使われたのだとか。

 

フリヘエ宮殿 ルース王女 ハワイ島

ルース王女がお住まいになった草ぶきの家

 

ルース王女とマウナ・ロア火山の伝説

ルース王女もまた、強いマナをお持ちでした。ルース王女にまつわる、不思議な伝説をご紹介させていただきます。

ハワイ諸島で最も大きなハワイ島は、5つの火山帯で成り立っています。
北から、コハラ、マウナ・ケア、フアラライ、マウナ・ロア、そしてキラウエアです。今も活火山のマウナ・ロアとキラウエアは、今日に至るまで、交互に噴火を繰り返しています。

 

ハワイ島 火山

ハワイ島を形成する5つの火山帯(出展:Wikimedia Commons)

 
1880年から始まったマウナ・ロアの噴火は、半年以上も続き、ヒロに甚大な被害を及ぼしていました。時の君主、リリウオカラニ女王が慰問に訪れるほどの事態でした。

この事態を聞いたルース王女は、フリヘエ宮殿からマウナ・ロアを訪れ、火山の女神ペレに赤い絹のハンカチとブランデーを捧げ、噴火を鎮めてくれるようにと、交渉を行ないました。
ペレはルース王女の交渉を受け入れ、1881年8月9日、噴火は沈静化!ルース王女は、ヒロの町を救ったのです。

 
その後のフリヘエ宮殿

ハワイ王国の終焉とともに、フリヘエ宮殿は次第に荒れ果てていきました。
1924年、フリヘエ宮殿は、民間のNPO団体「ドーターズ・オブ・ハワイ」の管理下となり、再建を目指すことに。たびたび地震や津波などの被害に遭いながらも、1973年、フリヘエ宮殿は、国家歴史的保存物に指定されました。
今では博物館となっていて、宮殿内を見学することもできます。
ハワイ島に行く機会があったら、是非訪れてみてくださいね。

☆フリヘエ宮殿の公式サイトはこちらです。(英語のサイトです)

 

フリヘエ宮殿 ハワイ ハワイ島

お庭から見たフリヘエ宮殿

 

☆ルース王女が火山の女神ペレと交渉する前、リリウオカラニ女王がヒロを激励するために訪れました。こちらの記事は、そのときに作られた「ヒロ・マーチ(Hilo March)」をご紹介しております。


心が疲れたときは、音楽のパワーに頼ってみませんか?音楽のパワーは不思議です。災害や病気の流行などで疲れた人の心を癒し、元気を与えてくれます。

情報源: 「ヒロ・マーチ(Hilo March)」で元気をもらおう!~ハワイ島ヒロの美しさを讃える!!災害からの復興も応援したハワイアン・ソング – MUSBIC/ムスビック

 

先人たちの歴史と伝説、私たちも大切に伝え残していきたいですね!
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