月 秋の月 月見

お月見の謎をひも解く!~なぜ月といえば秋なの?秋にお月見をするのはなぜ?

月といえば秋。秋といえばお月見。秋はお月見のシーズン!
・・・といいますが、それがどうしてか、ご存じですか?
気になり始めたら、夜も眠れなくなりそうな、今さら聞けない素朴な疑問に迫ってみました。
月と秋の深い関係を、ご紹介させていただきますね。

 
秋の月は、1年で最も美しい

秋の月はきれいなんです!
秋は誰もがセンチメンタルになっていて、心の状態が月を美しく感じさせ、月をずっと眺めていたくなるから?・・・もちろん、それも大事なポイントです。
でも、秋の月が美しいのは、科学的にも理由がありました。

まず、湿度の影響。
秋は、夏と比べると湿度が下がってきます。空気中の水蒸気が少なくなると、大気がぼやけることなく、月や星がはっきりと見えるようになります。

次に、月の通り道の影響。
夏の満月は南の空低く、冬の満月は頭上高くに輝きます。
月の位置が低いと、地表のほこりや明かりに邪魔され、高いと見上げるのが大変・・・というわけで、適度な高さに輝く、春と秋の月が見やすいのです。

ただし、春は花粉や黄砂が舞う時期なので、月はあまりくっきりとは見えません。”おぼろ月”という表現は、霧(きり)や靄(もや)のために、かすんで見える春の月を表しています。
結局、1年で月が一番きれいに見えるのは、秋だったのですね!

 
お月見の歴史をひも解いてみると・・・

旧暦の8月15日の月を「中秋の名月」「十五夜」などと呼び、この日に月を鑑賞する行事を、お月見といいます。
お月見の歴史はとても古く、7世紀に栄えた、中国の唐の時代に生まれたのではないかといわれています。

お月見が日本に入ってきたのは、平安時代です。お月見は、詩歌や音楽を楽しみながら酒を飲むといった、貴族の風流な遊び、”宴”として定着しました。

室町時代になると、お月見は、”宴”というよりも、お供えをして月を拝む、という宗教的な行事に変化していったようです。
江戸時代、お月見は庶民に広がっていきました。庶民にとって、秋は収穫を祝い、感謝をする季節でもありました。

長い年月を経て、お月見は月見団子やススキを供えて、作物の収穫に感謝をし、これから実るお米などの豊作を祈る、秋の行事となっていったのです。

 

お月見 ススキ 月見団子

月見団子を供えて収穫を感謝します

 

2020年の「十五夜」「中秋の名月」は10月1日です。
この夜、1年で最も美しいといわれる月を、楽しみませんか?

 

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