ディズニー映画『リロ&スティッチ』でも語られたハワイ語の家族「オハナ(‘ohana)」の尊さ

”家族”よりも、はるかに広くて深い意味を持つハワイ語「オハナ(‘ohana)」
今回は、ハワイ独自の概念だった「オハナ(‘ohana)」を、世界的に有名にしたディズニー映画『リロ&スティッチ』についてご紹介いたします。
 

“ʻOhana means family, and family means nobody gets left behind or forgotten.”
(オハナとは家族。家族とは、どこかに置き去りにしたり、忘れ去ったりしない存在)

ディズニー映画『リロ&スティッチ』より

 

ハワイ語で”家族”を意味する「オハナ(‘ohana)」という言葉を、一躍世界的に有名にしたのは、ディズニー映画「リロ&スティッチ」!
両親を亡くし、ハワイ・カウアイ島で姉のナニと二人で暮らす女の子リロと、エイリアン、スティッチの物語です。
リロと出会った頃のスティッチは、破壊することしか知らない暴れん坊でした。そんなスティッチに、リロはいつも語りかけます。

「スティッチは私のオハナ。オハナはいつもいっしょだよ。」

しだいにオハナの意味を理解するようになったスティッチは、リロと家族そのものになっていきました。

リロとスティッチのように、たとえ血のつながりがなくても、家族同然に親しい大切な人たち、心のつながりのある人たち、それがオハナなのです。

 
『リロ&スティッチ』の中で、最も有名な歌『He Mele No Lilo(リロの歌)』をご紹介させていただきます。
ハワイ語で歌われるこの歌、タイトルは「リロの歌」という意味ですが、実はカラカウア王とリリウオカラニ女王を讃える歌なんです。
フラダンスのシーンは、本物のダンサーの動きを、忠実にアニメーション化したのだとか。さすがディズニー!

 

 

可愛いディズニー映画を観て、この歌の意味は?とか、この踊りは?という感じで、ハワイの文化やフラダンスに興味を持って、フラダンスを習い始めたお子さんも多いそうです。
素敵ですね!

古代ポリネシア人の大いなる旅によって、人々が定住し、独自の文化を育んでいったハワイ。19世紀以降は、世界中から移民を受け入れ、様々な文化が混ざっていきました。
時には、困難な時期も乗り越えてきた歴史の中で、オハナは、経済的にも、精神的にも、ハワイの人たちの支えとなったのですね。

私たちも、家族や大切な人とのつながり・むすびつき、大切にしたいものです。

 

動物たちの世界も、家族って素敵だなって感じさせてくれますね!

 

☆ディズニー映画『リロ&スティッチ』はこちらです。

 

☆こちらの記事では、ハワイ語の「オハナ(‘ohana)」の意味をご紹介しております。


ハワイ語の「オハナ(‘ohana)」という言葉をご存知ですか?直訳すると”家族”という意味の言葉ですが、そこには、単なる家族よりも、はるかに広くて深い意味が込められています。

情報源: ハワイ語の「オハナ(‘ohana)」が教えてくれる、大切にしたい心のつながり ⋆ MUSBIC/ムスビック

 

フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック

 

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