「何も無い島」にある”何か”を探して~長崎県 五島列島の小値賀(おぢか)島
「何も無い島」
これが福岡から夜行のフェリーで5時間、もしくは佐世保から高速船で1時間半の場所にある、長崎県の五島列島にある小値賀島(おぢかじま)の自己紹介です。
島は1周2時間程度で回れてしまい、存在する信号もたった2つだけ。観光施設はありません。
小値賀島には本当に何も無いの?
いえいえ、実際に訪れた小値賀島では、たくさんの「有る」に出会うことができました!
◆自然が作ったまん丸な石
草原が広がる中、小さな鳥居が佇んでいます。
鳥居のある草地から眺める海は広々としていて、何時間でも眺めていられそうな景色です。
鳥居の近くまで行くと、海に向かって、ゴツゴツとした岩場になっている事が分かります。
この鳥居、何を奉っているかというと、ポットポールと呼ばれるまん丸な石を奉っています。
波によって岩と岩がぶつかって削られ、長い時間をかけて、自然の力で、岩が綺麗な円形の石になりました。それがポットボールです。
ゴツゴツとした岩場にまん丸な石!この対比が、何とも不思議な感じですね!
◆沢山のビーチ
小値賀島には、小さなビーチや砂浜がいくつかあります。
どのビーチも、透明度の高い海が、訪れる人を待っています。
ちゃんとシャワーがあるビーチもあるのですが、真夏でもほぼプライベートビーチ状態との事でした。
何とも贅沢です。
◆ユニークな看板
島には動物たちが沢山いて、その中でも多いのが牛です。
これは、「牛に注意!」の看板の一つ。
とてもいい味を出しています。
◆夕陽スポット
綺麗な夕陽を眺められるスポットも沢山あります。
海の間に沈む夕陽の美しさは格別です。
◆島の人々
何より素敵なのは、小値賀島では民泊が盛んなことです。
島のお宅に、まるで家族のようにお邪魔して、一緒の時間を過ごし、お夕飯のお手伝いをして一緒に頂きます。
お魚は沢山捕れるし、野菜もお米も、島内で自給自足が可能とのことでした。
とても、豊かな島なんです!
小値賀島には、たしかに華やかな観光施設も、お店も、何もありません。
でもこの島には、多くの方に体験して頂きたい、豊かな自然と、温かい人々と、美味しい食事があります!
5月から夏が、ベストシーズン。
「何も無い島」に、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
野崎島の公式サイト
http://ojikajima.jp/about
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