「1-2-3の法則」と「4つの視点」― 2つの特徴を持った目標達成ツール『ドリームマップ』ってなんだ? その2
前回、『ドリームマップ』は毎日眺めることが大事、とお伝えしました。
今回は『ドリームマップ』の2つの特徴のうちの1つである「1-2-3の法則」についてお伝えします。
1.現在
『ドリームマップ』を作るとき、まずは今の自分と、自分を取り巻く環境を明らかにします。「現状分析」あるいは「自分の現在地を知る」とも言えるでしょう。自分は何が好きなのか。何を楽しいと思うのか。今、どういう状態なのか。
ここでやってしまいがちなのが「できていないこと」にフォーカスしてしまうこと。人は「欠けているもの」に目が向いてしまう生き物なので、アレがダメ、これが出来ない、と今の自分に欠けている部分に光を当て、ダメ出しをしてしまう。『ドリームマップ』ではこれはNG。どんな自分であっても、自分にOKを出す。自分を好きになる。これが「1」です。
2.夢・目的
次は、「なりたい自分」、「叶えたい夢」。人によっては、「ゴール」「目的」「ありたい姿」「最終形」といった言い方もあるかもしれません。自分に1番しっくりくるものでいいんです。そしてここには「好きなこと」「自分が本当にワクワクすること」が入ります。他の誰でもない「自分にとって」魅力的であることが大事。これが「2」です。
3.行動・手段
現在の自分と、叶えたい夢との間には、ギャップがあります。これを埋めるための行動や手段が「3」です。
さて、「1」と「2」が決まると、おのずと「3」が見えてくる、と言ったらどう思いますかー?
カーナビ付きの車に乗ったときのことを想像してみてください。
車に乗ってエンジンをかけたら、現在地をGPSが拾ってくれます。それから目的地を設定します。するとカーナビは、現在地から目的地までの最も適した道順を示してくれますよね。
逆に言うと、目的地を設定しなければ、ナビは動いてくれません。
脳の働きは、カーナビと一緒。目的地(夢)をはっきり意識しておけば、今の自分がそこに到達するまでの行動や手段を、脳が自動的に考えてくれるのです。
毎日眺めて、現在地と目的地を刷り込むことが大事な理由、おわかりいただけたと思います。
これが、『ドリームマップ』の「1-2-3の法則」です。もう1つの特徴である「4つの視点」については次の投稿で!
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