マイレ!女神様「ラカ」が宿る神聖な植物ともいわれ、フラダンスの装飾品として最もよく使われるハワイの固有植物

自然と共に暮らしてきた古代ハワイの人たちにとって、植物は大切な存在でした。神様の化身(キノラウ)と考えられた植物も、数多く存在します。中でも最も重要な植物のひとつ、マイレ(Maile)についてご紹介させていただきます。

フラダンスの女神様「ラカ」が宿るとも言われ、フラダンス、特にカヒコ(古典フラ)でとてもよく使われる神聖な植物、それがマイレです。

 
マイレは、キョウチクトウ科の低木で、ハワイでしか見られない、ハワイ固有植物「エンデミック」に分類されます。カホオラヴェ島、ニイハウ島を除く各島の森に生息しています。
マイレの花は小さく、葉にも大きな特徴はないのですが、とても良い香りが漂います。島によって多少種類が異なり、ハワイ島のマイレは葉が大きく、カウアイ島のマイレは香りが強い、といった特徴があります。

 

森の中で育つマイレ

 

マイレは、フラダンスの女神様ラカの祭壇【クアフまたはアフと言います】に、必ず供えられる植物のひとつです。マイレという名の4姉妹に捧げられます。

マイレ4姉妹は、マイレの葉の大きさや形などの特徴を表していて、マイレ・ハ・イ・ワレ(華奢なマイレ)、マイレ・カルヘア(芳しいマイレ)、マイレ・ラウリ・イ(小さな葉のマイレ)、マイレ・パーカハ(たくさんの枝を持つマイレ)という名前を持っています。

フラダンスの女神様ラカは「マイレの女神」とも言われます。
ラカは、意のままにマイレを動かすことができたそうです。フラダンサーは、その動きの美しさを身につけたいと、ラカに祈りを捧げたのだとか。

 

マイレレイ

マイレのレイ

 

マイレのレイは、花ではなく葉を使います。
もともとは、ハワイ諸島で部族間抗争が起きたとき、戦いを終わらせ、平和を約束する証として、族長同士がマイレでレイを編み、贈り合ったのが、マイレのレイの起源だとか。

フラダンス以外でも、マイレのレイは使われます。ハワイの結婚式では、新郎がマイレのレイを身につけます。ここには、絆を深めるという願いが込められています。

マイレは、神と人、そして人と人を結びつける植物なのですね!

 

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フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック

 

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