雑誌をヒントに日本のフラダンス、タヒチアンダンスの歴史をひも解いてみる!!!

雑誌の図書館としてしられている【東京都多摩図書館】にお邪魔して、古い雑誌からフラダンス、タヒチアンダンスについて歴史をひも解いてみました。
歴史をひも解くといっても、残念ながらフラダンスやタヒチアンダンスに関する雑誌の蔵書は、2007年までしかございませんでしたので、見ることができたのは、その時期までのことです。2007年!映画【フラガール】の公開の翌年!映画【フラガール】の影響もあり、フラダンスの知名度が一気に上がり、ある種ブームを生み出した時期です。

フラダンスやタヒチアンダンスをなさらない方には、わかりづらいかもしれませんが、映画【フラガール】で披露されている踊りは、実はフラダンスとタヒチアンダンス、その両方なんですよ!
雑誌を見て振り返っても、ブームをつかみ知名度を一気に高めたいフラダンス。フラダンスとの違いを明確化したいタヒチアンダンス。色々な意図が見られる時期であったのだと感じております。

映画フラガールの大ブレイクでフラダンスの知名度を確固たるものに
雑誌の誌面のいたるところに、【フラガール】と【ハワイアンズ】の記事や広告が見られます。当時のご記憶がある方々は、懐かしい思い出での一つではありませんでしょうか?
映画【フラガール】をきっかけにフラダンスを始める。フラガールを知るためにフラダンス雑誌を買う。この様な人々が増えたんでしょうか? なんとなく、その様な光景が見える誌面でした。

今も引き継がれている【ハワイアンズ】の【フラガール】。その知名度は変わらず!!!

【アロハヨコハマ】や【伊香保ハワイアンフェスティバル】などでも知名度があったフラダンスが、その知名度を確固たるものにした出来事ですね。

タヒチアンダンスのフラダンスとの違いを伝えたい
今では、教える方や習う方々にとっては、別の踊りということが広く伝わってきておりますが、この時期には混同されることも多かったようです。用具を扱うショップでさえ、その様でこの時期の広告は、フラダンスとタヒチアンダンスが混ざっている。こんなことが多くみられました!

タヒチアンダンスのフラダンスと【ちがーう】という機運の高まりからか?
【HEIVA I TOKYO】(ヘイヴァ・イ・東京)などの大きなタヒチアンダンスの競技会が2回目、3回目の開催を迎え、発表の場や踊りのルールの定着に向けた足掛かりの模索が始まっております。

実は、日本で名誉のあるフラダンスの大会もタヒチアンダンスの大会もこの時期は、信濃町にある日本青年館ホールで開催されていたようで、映画と同じく実は近い立場の人たちが実施しており、成長とともに独立を目指している。こんな雰囲気がうかがい知れます。
また、これに合わせるように、日本初のタヒチアン衣装専門ショップ【アレミティ】がオープンしております。専門店ができるのも違いを明確化する流れの一つですね。

aremiti

発表の舞台と衣装の両方でタヒチアンダンスのフラダンスからの独立!フラガールブームの陰でこのようなことが起こっていたのですね!

さて今回は、ここまで【フラガール】以降の時代は、次に書かせていただきます。

2006年以前の情報はなかなか見つからない!

語りたい、伝えたい、教えてあげてもいいと思われる方は、ぜひご連絡ください!

本日お邪魔した【東京多摩図書館 】!!ここは、雑誌の図書館と言われており、雑誌の蔵書がたくさんあります!!!

古い雑誌から最新号まで、調べたいことがあるとき、暇をつぶし、どちらの場合でもご利用いただけます!

東京都多摩図書館 photo by MUSBIC https://musbic.net/ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

 
※おまけ ほっこりした記事!!
29号 イヴァラニ・セイユの【そのコスチュームに、一言】という特集!
イヴァラニ・セイユさんは、大会で衣装のジャッチもするフラダンス業界きっての美人クムフラともいわれる方です。
その方が、その特集の中で、愛娘アリアナ・セイユさんとその衣装を100点満点で褒めてました!

ほっこり記事です!!
 
気になった方は、ぜひどうぞ!!!
 


フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。 ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。 そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。 このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック

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