ジン・フィズ 古い歴史を持つカクテルを飲みながら、格調高いひとときを過ごしませんか?
世界中のバーで、新しいカクテルがどんどん誕生しています。新しいカクテルを飲むのって、とっても楽しいですね!
でも、たまには昔からある、ちょっと懐かしさを感じるカクテルを楽しんでみるのはいかが?
ジン・フィズ
ジンベースのカクテルとしても、「フィズ」というスタイルのカクテルとしても、基本となるカクテルがジン・フィズです。
1880年代後半、アメリカ南部ニューオリンズにあった「インペリアル・キャビネット・サロン」というバーのオーナー、ヘンリー・ラモス氏が考案した、ラモス・ジン・フィズが原型と言われています。
ジン・フィズは、アメリカの禁酒法の時代よりも前に作られていたカクテルなんですね!
「フィズ」という名称は、炭酸がシュワ!とはじける音からつけられた擬声語だそうです。
スピリッツやリキュールにレモンジュースと砂糖を加え、シェイクしてからグラスに注ぎ、最後に炭酸水を加えるのが「フィズ」というスタイルです。
ジン・フィズのほかにも、スロージン・フィズ、ヴァイオレット・フィズ、アプリコット・フィズ、カカオ・フィズなどなど、様々なリキュールをベースしたフィズがあります。いろんな種類のフィズを飲み比べるのも楽しそう!
※ジン・フィズの原型、ラモス・ジン・フィズについては、また別の機会にご紹介させていただきますね。
レシピ(※作り方の簡単な説明です)
シェイカーに、ジン、フレッシュレモンジュース、砂糖を入れてよくシェイクします。
氷を入れたグラスに入れて、炭酸水を満たして、そっとステアしてできあがり。
お好みで、くし切りや輪切りにしたレモンを飾るとおしゃれですね!
シュワシュワ感を長く楽しむためには、炭酸水を加えたら、そーっとステアするだけにして、あまり混ぜないのがコツです。
タンカレーのロンドン・ドライジン
ジンフィズのベースとなるジンは、ドライ・ジンと呼ばれる、イギリス・ロンドンで発祥した製法で作られる種類です。
私が個人的に最も好きなジンの銘柄が、1830年代に誕生したタンカレーです(^^)
まろやかで香りが上品。世界中から愛されるNo.1ジンとも言われています。
素敵なひと時をお過ごしくださいね!
ムスビックは、ならいごとだけでなく、人と人との結びつきや楽しいひと時も応援します。
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