「Hamama I Ka ‘Iu(ハーママ・イ・カ・イウ」オアフ島、コオラウの崖に流れ落ちるハーママ滝の神々しさを描くハワイアン・ソング

オアフ島の東側にそびえるコオラウ山脈。
地図を眺めると、まるでオアフ島を支える背骨にも見える、コオラウの山々は、多くのハワイアン・ミュージシャンを魅了しつづけています。

コオラウ山脈を舞台にした歌のひとつ、「Hamama I Ka ‘Iu(ハーママ・イ・カ・イウ)」をご紹介させていただきます。
女性ハワイアン・シンガー、マイラニ・マカイナイが、2013年に発表したアルバム「Manawa」に収録されたナンバーです。

タイトルのHamama(ハーママ)とは、コオラウ山脈を1時間ほど歩いて、やっとたどり着ける、美しい滝のこと。
「Hamama I Ka ‘Iu(ハーママ・イ・カ・イウ)」は、ハーママ滝の美しさと、周囲に満ち溢れたマナの強さに感動して、作られた曲なのだそうです。

 

カネオヘ湾からコオラウ山脈を望む(Photo by Robert Linsdell from St. Andrews, Canada [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

 

コオラウ山脈が多くのミュージシャンを魅了し、数々の名曲を育んできたのは、景観の美しさだけでなく、”マナ”の強さとも言われています。

”マナ”とは、聖なる力であり、またその源でもあります。
”マナ”は、人や物ではなく、人や物に宿るものです。ハワイの人たちにとって、”マナ”とは、神々からの贈り物なのだそうです。

実際にハーママの滝で撮影された映像は、とても神々しい美しさにあふれています。
後半には、滝をバックに素敵なフラダンスのシーンも見られます。
ゆったりとお楽しみくださいね!

 

 

マイラニ・マカイナイは、オアフ島出身。
高校卒業後に、学友のレイ・メルケットと女性デュオ「ケアヒヴァイ(Keahiwai)」を結成し、2001年にアルバム「Local Girls」でデビューしました。2006年までに4枚のアルバムを発表した後、2009年に初のソロ・アルバム「Mailani」を発表しています。

マイラニは、ケアヒヴァイとしても、ソロ・アーティストとしても、ハワイのグラミー賞と言われるナ・ホク・ハノハノ・アワードの受賞歴を多数持つ、現在ハワイを代表する女性シンガーの一人です。

 
フラガールにも人気のこの曲、映像の美しさもさることながら、何度も聞きたくなる、彼女の心地よい歌声も魅力ですね。癒しの映像としてもおススメです!

 
「Hamama I Ka ‘Iu(ハーママ・イ・カ・イウ)」を収録したアルバム「Manawa」はこちらです。

 


フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック


 

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