”目に入れても痛くない”とはこういうこと！愛しい孫娘に奉げたハワイアン・ソング「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」

我が子や孫が可愛くて仕方がない様子を、”目に入れても痛くない”って言いますよね。
まさに”目に入れても痛くない”ほど愛しい、可愛い孫娘に贈るハワイアン・ソングをご紹介いたします！タイトルは「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」、”美しい花”という意味です。
愛しい孫娘を花にたとえ、どれだけ両親や祖父母に愛されているかを歌いあげた、聞いているだけで幸せな気分になれるハワイアン・ソングです。

「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」の作者ビナ・モスマンのこと

「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」の作者は、ビナ・モスマン(1893-1990)。ハワイ王国が終焉を迎え、アメリカの準州へと向かった激動の時代に、ホノルルで生まれ育った女性です。ヴォーカリスト、作曲家、そしてハワイ準州議会の議員を務めた方でもあります。

21歳の時、ビナはハワイアンの女性だけのグリー・クラブを結成しました。彼女たちが練習をしていたとき、その豊かな才能が、当時既に退位していたリリウオカラニ女王の目に留まり、女王から直接手ほどきを受けるという幸運に恵まれます。
リリウオカラニ女王から、正しいハワイ語の発音や、古いハワイの歌を教わったビナのグリー・クラブは、第2次大戦中に解散するまで続き、多くの著名人の前で、美しい歌声を披露しました。

その後、ビナは政治の世界へと入っていきます。政治家と音楽家としてのキャリアの両立を実現したビナは、1990年に97歳で亡くなりました。そして1998年、ハワイアン・ミュージックの殿堂入りを果たしています。

伝説のハワイアン・シンガー、イズの歌う「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」

「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」は、多くのシンガーたちによって歌いつがれています。今回はその中から、伝説のハワイアン・シンガー、イズラエル・”イズ”・カマカヴィヴォオレの歌う「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」をご紹介いたします。
わずか38歳でこの世を去ったイズ。その優しい歌声は、今もなお、世界中の人たちに愛されています。

 
ビナがこの歌を捧げた孫娘さんは、1998年、ビナがハワイアン・ミュージックの殿堂入りを果たしたときには、ステージで「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」を踊ったのだとか。

☆ハワイの若きクムフラ、ポーマイカイ・クルガーさん率いる、東京・立川のフラダンス教室、カレイヒイマクアのみなさまが、2023年8月、広尾で行われたイベント「広尾ハワイアン・デイズ2023」に登場しました。この日、ポーマイカイ・クルガーさんと葉月さんは、生徒さんたちのために、サプライズで「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」を披露なさいました。

家族のようなつながりを大切にする、カレイヒイマクアでフラダンスを習いたい！という方はこちらまで

「Ka Pua U’i(カ・プア・ウイ)」を踊るポーマイカイ・クルガーさんと葉月さん

フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい！ | MUSBIC/ムスビック

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