心を整える”積極的リラックス”
ヨガを体験しながら、ヨガの人気の秘密を探るシリーズ、今回は「リラックス」に注目します。
ヨガの効果としてよく言われるのが、体と心を整えるということです。これがどんなことなのか知りたくて、リラックスのためのヨガといわれる、リストラティブ・ヨガのレッスンを受けてみました。
はたしてリストラティブ・ヨガの目指す”積極的リラックス”とは？？？
リストラティブ・ヨガの様子。体を冷やさないようにブランケット(毛布)を掛けています。
リストラティブ・ヨガは、1990年代にアメリカで誕生した、比較的新しいヨガのスタイルです。回復させる、元の状態に戻す、という意味の「restore(リストア)」が語源と言われます。たくさんの補助道具(プロップス)を用いて体を支え、ひとつのポーズを長めの時間でホールドするのが特徴です。
私が参加させていただいたクラスでは、前半は体をほぐすことと呼吸を整えることを目的として、基本的なポーズを行ないます。じんわり体が温まった後は、先生の指示に従って、道具(プロップス)を配置し、リストラティブ・ヨガのポーズに入ります。
例えば、ブロックとボルスター(大きなクッション)でリクライニングを作り、ブランケット(毛布)で足首を支え、さらにネックピローやアイピローも使って、徹底的に体をサポート。体のどこにも力が入っていない状態を作り出し、そのプロップスに体を預けて横たわります。
寒い季節には、防寒のためにブランケットを掛けることもあります。この状態で10分～15分、静かに深い呼吸を行ないます。
ポーズによっては、先生が重りを乗せてくださいます。お、重り・・・！？と思うのもつかの間、体は床に、そして大地に溶け込んでいく心地になっていきます。
ヨガマットの上に横たわって大地と一体化するイメージは、樹木がしっかり根を張っていく感じに近いかも。
何も考えない、何もしない、至福のひと時
ポーズの間何も考えないでいるのは、結構難しいんですね(苦笑)
じっとしていると、なんとまあ、いろいろなことを考え出すものです。昨日のことを思い出したり、ヨガのレッスンが終ったら何しようなんて考えたり。
それらは打ち消そうとせず、放っておくのがよいそうです。
無理に何も考えないようにするではなく、意識を呼吸に集中し、頭に浮かんでくる事柄をただ眺める。そして吐く息とともに、頭の外に吐き出すのがコツなのだとか。寝落ちしてしまうこともありますが、それはまあ仕方ない(笑)
レッスンが終った後は、リラックスしすぎてしばらくぼーっとしていますが、次第に体が目を覚まし、元気を取り戻していることを実感できます。
私が受けたレッスンは、日曜日の午後に開催されています。最高に幸せな休日！至福のひと時とはこういうことを言うんですね。1週間の疲れやストレスが、見事に吹き飛んでいるのを実感できました。これでまた1週間がんばれそうです。
休憩を越えた積極的なリラックス、これはハマる！
☆こちらの記事では、「正しい呼吸」についてご紹介しております。
ヨガを体験しながら、ヨガの人気の秘密を探るシリーズ、前回の気づきは「正しい姿勢」についてでした。今回は、「正しい呼吸」に注目してみます。
情報源: ヨガで期待できるカラダの変化 その②～正しい呼吸を意識してみる！ ⋆ MUSBIC/ムスビック
☆@YOGA STUDIOは、吉祥寺と五反田にあるヨガ専門スタジオです。五反田スタジオでは、毎週日曜日の午後にリストラティブ・ヨガのクラスが開催されます。
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