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イアオエエカラー カラカウア王 フラダンス

フラダンスを復活し、日本とハワイのかけはしとなったカラカウア王を讃えよう!『Ia ’Oe E Ka La E ’Alohi Nei(イア オエ エ カラー エ アロヒ ネイ)』

ハワイ王国の歴代の王様で、フラダンサーたちに最も敬愛されている方はどなただと思います?

おそらく多くの方が、第7代カラカウア王と答えるのではないでしょうか。
カラカウア王は、宣教師たちによって禁止されたフラダンスを復活させ、ハワイの伝統文化を消滅の危機から救いました。世界最高峰のフラダンス競技会「メリーモナーク・フェスティバル」は、カラカウア王のニックネーム”メリーモナーク(陽気な王様)”に由来しています。

 

カラカウア王 ハワイ メリーモナーク

メリーモナークことカラカウア王(出展:ウィキメディア・コモンズ)

 

1881年(明治14年)、カラカウア王は世界1周の旅に出ました。
ハワイ王国と諸外国の外交関係の改善のため、そして移民の要請をするために。飛行機のないこの時代、帰国までに9ヶ月かかる長旅でした。

 
カラカウア王が世界旅行に旅立つときに捧げられた『Ia ’Oe E Ka La E ’Alohi Nei(イア オエ エ カ ラー エ アロヒ ネイ)』をご紹介させていただきます。

作詞作曲は、カラカウア王のお妃であるカピオラニ王妃のいとこ、ナヒヌという方です。王の旅立ちが成功するよう、祈りを込めて作られました。
タイトルにある「La(ラー)」は太陽という意味で、カラカウア(カラーカウアが正しい発音です)の「ラー」と掛け合わせています。
 

太陽のようにきらめくあなたは、
全ての光の中で、最も美しく気高い光です
その美しさ、気高さを世界に示してください

 

ご紹介いたします動画は、東京・立川のフラダンス教室カレイヒイマクアのみなさんが、2021年8月21日、カラカウア王の横浜港寄港140周年を記念したイベント「ALOHA HULA」で披露なさったときのものです。(※許可を得て撮影しております。)

 

 
1881年3月、カラカウア王は、東洋で最初の訪問国である日本に到着しました。カラカウア王は、明治維新後、最初に来日した現職の外国元首でもあります。
このときカラカウア王は、明治天皇に謁見し、ハワイへの日本人の移民受け入れを申し出て、1885年に始まった”官約移民”のきっかけを作りました。

激しく変動する時代を生きたカラカウア王は、今日の日本とハワイのつながりの基礎を作り上げた方でもあったのです。

 
☆フラダンス教室カレイヒイマクアのホームページはこちらです。
カレイヒイマクアでフラダンスを習いたい!という方は、ホームページの「お問合せフォーム」をご覧くださいね。

 
カラカウア王 ハワイ フラダンス イアオエエカラー
 

フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック

 

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