「ブルー・ハワイ」 聴いているだけで幸せな気分になれるハワイアン・ソング
まるで天国のようなブルーハワイで、愛しい人への思いがかなう・・・
「ブルー・ハワイ」は、レオ・ロビン作詞・ラルフ・レインジャー作曲。 1937年公開の、ビング・クロスビー主演のミュージカル映画『ワイキキの結婚』のために書かれた歌です。もともとはシングルではなく、1937年度アカデミー歌曲賞を受賞した「スイート・レイラニ」のB面に収められていたそうです。
「ブルー・ハワイ」が誕生した頃のハワイ
この頃のハワイの歴史をちょっと振り返ってみましょう。
1921年、ホノルル港が完成。アラワイ運河を造成して、湿地帯だったワイキキ・エリアを埋め立て、一大リゾート・エリアにするプロジェクトがスタートしたのもこの年です
1927年には、ピンクパレスこと、ロイヤル・ハワイアン・ホテルが開業。その後、続々と豪華リゾート・ホテルがワイキキに誕生していきます。
この頃、スティールギターを使用した、ハパ・ハオレ・ソング(英語のハワイアン・ソング)が誕生したようです。
しかし、1929年に起きた世界大恐慌の影響で、観光客は激減。
1930年代には、観光客を取り戻すために、”楽園ハワイ”のイメージ戦略が展開されます。
1930年代にハワイを舞台にした映画や、ハパ・ハオレ・ソング(英語のハワイアン・ソング)が多く作り出されたのは、そんな背景があったんですね。
アロハタワーは、1926年に灯台として完成しました。船旅の時代の、ハワイの表玄関ホノルル港のシンボルであり、管制塔としての役割を果たしました。
プレスリーの「ブルー・ハワイ」
「ブルー・ハワイ」は、多くのシンガーによってカバーされていますが、最も成功したのが、1961年にエルヴィス・プレスリーが、映画『ブルー・ハワイ』の主題歌として歌ったものと言われています。
映画『ブルー・ハワイ』のサントラ盤は、なんとアメリカのビルボード誌のアルバムチャートで、連続20週間首位をキープしたのだとか!
プレスリーが歌う「ブルー・ハワイ」をご紹介いたします。
甘いマスク、伸びやかな声。当時プレスリーが一世を風靡したのもうなづけますね!(^^)!
私たち日本人にとってのハワイは、いつまでも”南の楽園”であってほしい場所ではないでしょうか。楽園だからこそ、ハワイの自然や文化、伝統を大切にしたい。そして大切にすることに協力していきたいですね!
こちらは、エルヴィス・プレスリー主演の映画『ブルー・ハワイ』のDVDです。
幸せな気分になれるロマンティック・コメディ、是非ご覧になってみてくださいね!
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