「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」ハワイ島北部ヒイラヴェの滝を舞台にした、ハワイでは誰もが知ってる定番フラ・ソング

荘厳なヒイラヴェの滝(Paul Hirst (Phirst) [CC BY-SA 2.5 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], from Wikimedia Commons)

「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」は、ヒイラヴェの滝にまつわる、恋の伝説を元にした歌。

ハワイ島北部のワイピオ渓谷。かつて”王家の谷”とも呼ばれた神聖な地、その最深部に美しい滝があります。落差400メートルを誇る双子の滝、ヒイラヴェとハカラオアです。

ここが、今回ご紹介いたしますフラ・ソング「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」の舞台です。

 

「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」の作者は、初代ハワイ島知事の奥様、ミセス・クアキニと伝えられていますが、定かではないそうです。
「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」は、ヒイラヴェの滝にまつわる、恋の伝説を元にした歌と言われています。

 

昔々、王族と一般人との恋愛が禁じられていた時代、王族の娘ヒイラヴェと町の青年カカラアオアが恋をしました。
道ならぬ恋に落ちた二人は、ハワイ島最北端のワイピオ渓谷まで逃れてきました。そこに、不幸をもたらすと言われるエレパイオ鳥が現れます。
二人は、決して成就しない恋を嘆き、一緒に滝に身を投げてしまいました。
娘はヒイラヴェの滝となりました。ヒイラヴェの滝は、彼女の涙と言われています。青年は滝の麓の岩に姿を変え、今もヒイラヴェの涙を受け止めているのです。

 
悲しい伝説ですが、2人は、永遠に一緒にいられるようになったのですね!

「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」は、フラダンスを習うと、必ずと言ってよいほど、誰もが練習する曲のひとつでもあります。

ご紹介いたします動画で フラダンスを披露しているのは、クム・フラ(フラダンスの先生)であり、多くの名曲を手掛けたハクメレ(ソングライター)でもある、フランク・カワイカプオカラニ・ヒューエットさんです。

 

 

「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」が有名になったのは、1947年のこと。現代ハワイアン・ミュージックのルーツであり、モダン・スラックキー・ギターの父とも呼ばれる、ギャビー・パヒヌイ(1921-1980)が、「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」をレコーディングしました。
ギャビーの最初のレコードであり、代表曲、そして、スラックキー・ギターの幕開けとなった曲なのです!

「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」は、2007年にホノルル・マガジンが発表した「ハワイで最も偉大な歌ベスト50」で、堂々4位にランキングされている歌でもあります。
このランキングのお話は、またあらためてご紹介いたしますので、お楽しみになさってくださいね!

 

※ギャビー・パヒヌイの歌う「Hi’ilawe(ヒイラヴェ)」は、こちらのアルバムに収録されています。

 

※ フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。

※ ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。

 

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