ずっと記憶にとどめたい!メリーモナーク・フェスティバル2021を振り返る②~カネ(男性)団体編
毎年ハワイ島ヒロで行われる、世界最高峰のフラダンス競技会、メリーモナーク・フェスティバル!
2021年大会は、とても思い出深い大会となりました。2020年の中止の後、大会関係者のみなさまの大変なご尽力により、新型コロナウイルス感染症への対策を徹底して、無観客で行うこととなったのです。
上位入賞なさった方のハイライト映像をご紹介するシリーズ、2回目は、カネ(男性)の団体部門をご紹介いたします。
メリーモナーク・フェスティバルの団体競技は、女性グループと男性グループがランダムに出場します。男女それぞれの、カヒコ(古典フラ)とアウアナ(現代フラ)、さらに男女合わせた団体総合の5部門で競われます。
2021年の団体部門で、圧倒的な強さを見せたチームは、Kawaili’la(カヴァイリウラー)のみなさんでした!
団体総合、男性カヒコ、男性アウアナ、すべての部門で1位を獲得なさいました。メンバーには、日本人ダンサー甲斐田樹さんもいらっしゃいました!甲斐田さんは、メリーモナーク・フェスティバル初出場で初栄冠!本当におめでとうございます!
カヒコで披露されたのは『Kākuhihewa(カクヒヘヴァ)』。
オアフ島を代表する偉大な首長カクヒヘヴァと、カクヒヘヴァが生まれたと伝えられる、聖なる石クカニロコを讃えるメレです。
クカニロコは、オアフ島中央部にある大きな石です。高貴な方たちの出産場所として、また若き王族に教育を施した場として、大切に守られてきました。
ダンサーが楽器を使わず、自分の体を叩いて音を出す「パイ・ウマウマ」が、力強く印象的です。
アウアナは、『Ka ʻOni A Ka Moku(カ・オニ・ア・カ・モク)』
ロイヤルハワイアンバンドの元リーダーで作曲家のヘンリー・バーガーの作品。恋人と会った時に感じるさまざまな感情を、コミカルに表現した、ちょっと大人なメレです。
※全部観たい!じっくり観たい!という方は、DVDのご購入がおススメです。発売日などの詳細が分かりましたら、お知らせいたしますね。
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
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