オアフ島は魅力がいっぱいの宝石箱!
「ʻO Oʻahu, ka ʻōnohi o ke kai, Oʻahu o Kakuhihewa」
(オアフ、海の宝石、カクヒヘヴァ王の島)
ハワイ諸島で3番目に大きなオアフ島は、かつてのハワイ王国の首都であり、今はハワイ州の州都、ホノルルを擁する島です。別名「Gathering Place(人が集まる場所)」とも呼ばれ、世界中から旅行者が訪れる、ハワイ観光の中心でもあるオアフ島には、実にハワイ州全体の約8割の人が住んでいます。
オアフ島がハワイの中心となったのは、1845年、カメハメハ3世の時代にマウイ島ラハイナからオアフ島ホノルルに首都を移転したときからです。
※カクヒヘヴァとは、ハワイ王国が統一される前、16世紀に実在したオアフ島の首長で、偉大なリーダーとして語り継がれている人物です。
オアフ島の名前の由来
「o’ahu(オアフ)」という言葉そのものには、特別な意味はないといわれています。
古い伝説によると、ハワイロアというポリネシア人の船乗りが、ある日偶然にハワイ諸島を発見。いったん故郷に戻り、家族と8人のクルーと共に、再度ハワイに来て定住したと伝えられています。それでハワイ諸島には彼の名前がつき、他の島は、ハワイロアの子供達の名前をとって、カウアイ、オアフ、マウイと名づけられたのだとか。
近年、ハワイロアの伝説は、ハワイ諸島にどうやって人が定住したのか、という人類学的な説明をしたものとして注目されているそうですよ!
※ポリネシア人の移住のお話「ポリネシア人の大いなる旅」については、こちらもご覧くださいね。
魅力がいっぱいのオアフ島
オアフ島で最も有名な場所といったらワイキキでしょうか?世界中から観光客が訪れるリゾート地域であるワイキキは、ハワイ語で「あふれる水」という意味です。ハワイ王国時代は、王族の保養地でした。それ以前は沼地で、カロ(タロイモ)が栽培されていたんですって!
※カロ(タロイモ)など「カヌープラント」のお話は、こちらもご覧くださいね。
サーフィンのルーツは古代ハワイと言われていますが、世界に広まったのはワイキキ・ビーチの波からなんです!
オアフ島出身、現代サーフィンの父、デューク・カハナモク。ワイキキ・ビーチにある彼の銅像には、いつもたくさんのレイが捧げられています。
デュークのお話はまた別の機会に!
こちらの動画は、ハワイ州観光局制作の、オアフ島を紹介したビデオです。
『いつ来ても、かわらない。いつ来ても、あたらしい。』というメッセージ、まさに、オアフ島の魅力を表現した言葉だと思いませんか?
みんな大好きなハワイの島々。その起源や歴史をとおして、自然や文化を大切にする心を受け継いでいきたいですね!
MUSBIC公式 Facebook ページ
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。