ここ日本での、フラダンスの人気は絶大です！
もはやブームを越えて、ダンスの１つのジャンルとして、また習い事の１つのジャンルとして、定着し、多くの人たちに愛されています。
一方、ご本家ハワイでは・・・？
Hula is life.
ハワイの人たちにとって、フラダンスは人生であり、生活そのもの。
ハワイの人たちは、古くから大切にしてきた伝統や歴史、自分たちを取り巻く自然、家族、恋人への愛などを、フラダンスに託して、守り伝えてきました。
ハワイでは、今も、身近にあって大切なもの、親しみのあるものをテーマに、フラダンスが踊られています。
私たち日本人も、親しみのある曲で踊りたい！
国や言葉が違っても、伝えたいストーリーや、その奥底に流れる想いは同じはず！
日本のフラダンサーたちの中には、そんな想いも根強く抱かれています。
お台場ハワイアンフェスティバルでの1コマ。私たちにとっても、フラダンスは身近な存在になりました！（撮影協力：カレイヒイマクアのみなさま）
2018年は「ハワイ日系移民渡航150周年」です。
日本とハワイの、海を越えて繋がり合う想いは、長い時間をかけて育まれてきました。
150年の間に、ハワイのフラダンスが日本に伝わり、日本からも、いくつもの音楽がハワイに伝わりました。
「涙そうそう(Ka Nohona Pili Kai)」や「ハナミズキ(Ka`a Na `Ale)」といった、ハワイのアーティストがカバーした日本の楽曲は、ハワイでも日本でも、フラダンスの名曲として、とても愛されています。
オムニバス・アルバム「Kayo-Hula(歌謡フラ)」
2010年、日本のフラダンサーたちから、”踊りたい曲”としてリクエストの多かった日本の名曲を、フラダンス用にアレンジしたアルバム「Kayo-Hula(歌謡フラ)」が発表されました。歌詞は、全てハワイ語に翻訳されています。
まさに、”私たち日本人にとって、親しみのある曲で踊りたい！”を実現するアルバムの、先駆けともいえる存在です。
「ALOHA & MAHALO」
2018年、ハワイ日系移民渡航150周年記念事業の一環として、アルバム「ALOHA & MAHALO」が発売になりました。
ハワイのアーティストたちによってカバーされた、昭和を代表する名曲が収録されています。
ご注目は、美空ひばりさんの大ヒット曲「川の流れのように」！！！
アルバムの最期に収録されています。「川の流れのように」が海外アーティストによってカバーされたのは、これが初めてだそうです。
「川の流れのように(Me Ke Kahe’ana O Ke Kahawai)」を歌っているのは、”ハワイの美空ひばり”とも呼ばれる、ハワイを代表するシンガーのおひとり、メルヴィン・リードさんです。
優しく力強い歌声と、ウクレレの心地よいメロディをお楽しみください。
フラガールたちに大人気になる予感がいたします(^^)!
今や日本にしっかりと定着したフラダンス。
そのルーツをたどっていくと、150年にわたる日本とハワイの交流の歴史にたどり着きます。そんな歴史も、これから、少しずつご紹介していこうと思います。
どうぞお楽しみになさってくださいね！
✩関連記事のご紹介☆
こちらの記事では、ハワイでも大人気の「涙そうそう(Ka Nohona Pili Kai)」をご紹介しております。
森山良子作詞、BEGIN作曲による有名な曲「涙そうそう」 1998年に初めて発表されて以来、多くのアーティストによってカバーされています。
情報源: ハワイに伝わった「涙そうそう」、フラダンスの動画が素敵すぎる
この曲もハワイで大人気！「ハナミズキ(Ka`a Na `Ale)」をご紹介しております。
一青窈さんの代表作「ハナミズキ」は、2001年9月11日、同時多発テロが起きたニューヨークに住む、友人からのメールをきっかけに誕生しました。 ラブソングにも聞こえる歌詞の中には、永遠に続く平和への、切なる願いが込められています。
情報源: ハワイに渡ったハナミズキ、「Ka`a Na `Ale(カア・ナ・アレ)」～寄せては返す波に込めた永遠の祈り
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい！ | MUSBIC/ムスビック
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