春の訪れとともに、固く閉ざしていた心を癒すように、次々と可憐な花が咲き出します。ご自宅の近く、ちょっと注意して見まわしてみてください。
遠くにお出かけしなくても、春の訪れを告げるお花がたくさん見つかります！
街角で見つけた癒しの存在、小さな春の花たちをまとめてご紹介させていただきますね。
3月8日は『ミモザの日』
3月8日は国際女性デー、国連が定めた女性解放の記念日です。イタリアでは『ミモザの日』とされ、男性が女性に、日頃の感謝を伝えるために、ミモザの花を贈ります。
ミモザは、3月上旬、桜よりも少し前に、木全体が黄色く染まるほど、黄色い小さなお花をたくさん咲かせて、良い香りを漂わせてくれます。
ミモザの花言葉は「優雅」「友情」。大切な人にプレゼントしたいお花です。
赤いボケの花
春には赤や白、ピンクの可憐な花を咲かせるボケ。秋になると、生薬や果実酒の原料となる果実を楽しむことができます。
ボケは中国原産。平安時代に日本にやってきました。織田信長の家紋「織田木瓜(おだもっこう)」は、ボケの花をかたどったものという説があります。
ボロニア・ピナータ、小さな花がいっぱい咲きます！
オーストラリア原産のミカン科の低木、ボロニア・ピナータ。ミカンの仲間だけに、ほのかに柑橘系の香りもする、可愛いお花です。
花言葉は「心が和む」「打てば響く」「芳香」「印象的」など。
「心が和む」という花言葉は、ネガティブな思考から解放してくれる、柑橘系の爽やかな香りに由来するそうです。
キャンディを束ねたようなイベリスの花
スペインの別称「イベリア」に由来するイベリスのお花。英語では「キャンディタフト(キャンディの束)」と言います。小さなお花がこんもりと咲く姿が、お菓子の束に見えるのでしょうね。
花言葉は「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」など。ほっこり癒される可愛いお花です。
圧倒的な美しさと香りが魅力のデンドロビウム
白やピンク、オレンジ、紫、赤、黄色・・・と、鮮やかな色彩と芳しい香りが魅力的なランの仲間、デンドロビウム。
デンドロビウムは、たくさんの花言葉を持っていますが、圧倒的な美しさに由来して「わがままな美人」なんて言う花言葉も！ほかには「天性の華をもつ」「思いやり」など。白いデンドロビウムの花言葉は「純粋な愛」「誘惑に負けない」
育てるのが難しいと言われるランの中では、比較的育てやすくて、ラン栽培に初挑戦するときにおススメなのだとか。挑戦してみたいですね！
古くから日本で親しまれてきた山吹の花
黄金色の花を咲かせる山吹。万葉集にも登場するなど、古くから日本の人々に愛されてきました。
山吹色という色の名前は、この花の色に由来します。平安時代から用いられてる色の名前ですって！
山吹の花言葉は、黄金色の花にちなんで「気品」「高尚」「崇高」「金運」など。そして「待ちかねる」という花言葉もあります。春に咲く花は、葉よりも前に花が咲くものが多いのですが、山吹は、葉が出そろった後に花が咲きます。待ちかねたように咲くんですね！
めったに見ることができない桜と雪の風景。東京では、桜が満開になった後に積雪を記録したのは、なんと半世紀ぶりだそうです。
季節の移ろいを感じさせてくれる春の花たち。
辛いときや悲しいとき、お花を眺めているだけで心が癒されます。
身近なお花を楽しむ心、大切にしたいですね。幸せはすぐ近くにあるって、気づかせてくれますよ！
☆公園で見つけた春のお花たちをご紹介しております、こちらの記事もご覧くださいね。
梅や桜を皮切りに、色とりどりの花が咲く春。
冬の眠りから目覚めたこの季節は、1年の中で、最も自然の生命力を感じる時でもあります。
街路樹や、植え込み、街角の児童公園などを見渡すと、至る所に可憐な花が咲いています。情報源: 日本の春は桜だけじゃない！遠くに行かなくても楽しめる、春を彩る可憐な花たちを一挙にご紹介！ ⋆ MUSBIC/ムスビック
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