カウアイ島の大自然に抱かれて暮らす人たちの大切な大切な宝物
ハワイ諸島の中で最も古い島、カウアイ島。
カウアイ島で暮らし、フラ・ハラウ(フラダンス教室)を営むクム(フラダンスの先生)カプ・キニマカ・アルキーザさんが、カウアイ島、そしてフラダンスについて語る、ハワイ州観光局制作の素敵な動画をご紹介させていただきます。
※カウアイ島については、こちらの記事もご覧くださいね。
カウアイ島の自然の美しさや気高い山々、祖先の歴史や魂・・・。今もカウアイ島の人たちは、祖先の魂に「守られている」と感じて暮らしているのだそうです。
そして、フラダンスはハワイの人たちにとって、特別なもの。今の彼らを作り上げたものでもあるんですね。
フラダンスの発祥には、さまざまな説があります。
女神ラカが伝えたとするカウアイ島起源説や、女神カポが伝えたとするモロカイ島起源説、火の女神ペレの妹ヒイアカと、レフアの花の精とも言われる女性ホーポエが、ペレの前でフラダンスを披露したのが起源とするハワイ島起源説などなど。
ハワイを含む古代ポリネシア人は文字を持っておらず、全ては口承で伝えられました。
また、ハワイ語は、ひとつの言葉に隠された意味、裏の意味があるのが特徴です。「カオナ(kaona)」と呼ばれます。
万物に精霊が宿ると考えていたハワイの人たちは、言葉にも精霊が宿ると考えましたので、大切なことは直接表現せずに、カオナとして伝えていったそうです。
その結果、さまざまな解釈が生まれたんですね。
大事なことは、自分が教えられたことを、きちんと受け継いで伝えていくこと。どれが正しいとか、間違っている、といった詮索はナンセンスなんですね。
歴史を守り、次の世代や島を訪れる人々に伝えていくことが使命と語るカプ・キニマカ・アルキーザさん。
機会があったら、自然と文化が融合した真の美しさを持つカウアイ島に、感謝と敬意を込めて訪れたいものですね。
フラ(hula)は、ハワイの伝統的な歌・踊り・音楽がミックスした総合的な芸術で、宗教的な儀式でもあります。
ハワイの伝統芸能フラ(hula)には、「ダンス」という意味が含まれています。
そのため、フラ(hula)と呼ばれる事も多いのですが、「フラダンス」の方が一般的です。
このサイトでは「フラダンス」と表記させていただいております。
情報源: ハワイの教養として、フラダンスのことをきちんと知りたい! | MUSBIC/ムスビック
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