百人一首かるたの歌人エピソード第54番儀同三司母~共に過ごせるこの瞬間...
忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 平安時代の結婚は、男性が女性の元に通う”通い婚”が一般的でした。愛...
忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 平安時代の結婚は、男性が女性の元に通う”通い婚”が一般的でした。愛...
嘆きつつ 独りぬる夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 「通い婚」だった平安時代、女性はひたすら待つだけ、しかも連絡方...
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ 通い婚が一般的だった平安時代、後朝(きぬぎぬ)~一夜を共に過ごした翌...
嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 夜空に輝く月が美しすぎて、眺めていると涙がこぼれてくる・・・ そんな...
むらさめの 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮 最初の音が聞こえた瞬間、パシッと鋭い音とともに札が飛ぶ、”畳の上の...
やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな 平安時代のデートは、男性が女性のもとを訪れ、朝まで過ごす”...
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪越さじとは 恋人に裏切られたとき、SNSのない平安時代の人たちは、気晴らしに歌を...
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 畳の上の格闘技、競技かるたに使われる小倉百人一首に登場する女性たち...
ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする しばらく音沙汰がなくなった男性から、「しばらく会ってい...
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 自らの命が絶えても、その功績・作品は時代を超えて語り継がれたい...